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「体験 近代たたら操業」雲南市吉田町


5日間にわたるたたら操業を体験する若者たち

灰床作りから始まった「たたら操業」はいよいよ「けらだし」というクライマックスを迎えていました。炉を壊して「はがね」を取り出す最終的な、感動的なシーンに出会うことが出来ました。

早朝、吉田町にある「和鋼生産研究開発施設」を訪ねると「ノロ出し」といって不純物を掻き出しているところで、上部に燃え上がる炎、下部からは溶岩状態の鉱物とまさに記録写真などで見る「たたら」をまのあたりに。

30名の実習生(若者がほとんどだが、中には主婦や高年の方も)を率いるのは「財団法人鉄の歴史村」の吉田さんと言う女性。村下(むらげ・たたらの工場長といったところか)を勤める彼女のてきぱきとした指示に作業は進んで、最終工程に入る頃には40人を超す見学者が。

緊張した実習生たち、多くの見学者が見守る中、炉が取り外され「おお!」という歓声とため息の混じるどよめきがおこり、炎に包まれた「はがね」が姿を現しました。

午後から行われたフォーラムにも多くの人たちが参加し、作業していた若者や、なんとすっかり普段の姿に戻られた吉田さんも「いにしえの鉄を考える」という表題で講演された藤岡大拙さん(NPO法人出雲学研究所理事長・荒神谷博物館館長)のお話に聞き入っていました。

最後に藤岡先生に「伝統と現在の若者」について少しだけお話ししていただきました。

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